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塩化アルミニウム
塩化アルミニウムは多汗症の対策として良く使われている薬で、手のひらや顔、脇などほとんどの多汗症の部位に直接塗って使うことができます。
市販の制汗剤では「テノール液」「オドレミン」といったものにも塩化アルミニウムが含まれています。
また病院で処方される場合は発汗量や個人の体質によって濃度を変えて処方されますが、おおよそ20%濃度のアルミニウム液が使われる場合が多いようです。
塩化アルミニウムを使用する場合、1時間程度とれないようにすることが大切となります。
手のひらや足のうらなどに使用する場合は、就寝前などに塗って朝に洗い流すようにすると良いでしょう。
脇に塗る場合は脇毛の処理をすること、顔・脇など肌の敏感な部分に塗る場合は人によってかゆみ・かぶれなどの症状が出る場合がありますので、肌の敏感な方は薄めて使用するなどの注意が必要です。
個人差はありますが、おおよそ3日〜2週間程度続けることで効果が現れます。
よく、塩化アルミニウムを塗ってすぐ効果が現れると勘違いされている方がいますが薬の効果が出るまでこの位の期間かかります。
一度効果が現れると1週間程度効果は持続しますが、多汗症の根本的な治療ではないので塩化アルミニウムの使用をやめることでまた発汗してしまいます。
ですので塩化アルミニウムは多汗症の治療としてではなく、発汗を抑える対処療法として上手に使用する必要があります。
多汗症は不安や緊張など精神的な要因から交感神経が敏感になり発症する場合もあります。
こうした場合、塩化アルミニウムで症状を抑えながら自律訓練法などを取り入れることも良いと思います。
また、湿疹などの症状が出た場合はすぐに使用を中止して医師に相談することが大切となります。