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超音波治療法
超音波治療法とは超音波を使ってワキガ治療や多汗症の治療を行うものです。
使う治療器具や各クリニックによってその施術名称が異なる場合もありますが、基本的には超音波で汗腺(アポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺)を破壊し、吸引して除去するというものです。この超音波治療法の最大の特徴は血管や神経など他の組織にダメージを与えず汗腺だけを取り除くことができる点にあります。
超音波治療法の施術方法はまず、皮膚に2mm程度の穴をあけ、カニューレと言う極細の器具を挿入し、超音波で汗やニオイの原因となる汗腺(アポクリン汗腺・エクリン汗腺・皮脂腺)を破壊し、吸引して除去していきます。手術時間は40分程度です。身体にダメージを与えませんから、入院の必要もなく術後すぐに日常生活に戻れます。また、従来の汗腺を掻きだす手術方法に比べ痛みが少ないことも超音波治療法の利点です。切開時などの最少の痛みに抑えられているため、痛みに弱い、痛みが心配という方にとってはより良い治療法と言えるかもしれません。
気を付けるべき点としては、従来の汗腺を掻きだす手術に比べてリスクが少ないとはいえ、手術のひとつには違いありませんから施術者(医師)の技量に左右されてしまう部分もあるということです。また、一部にやけどや組織内水腫などの後遺症の報告(これは不適当な出力や周波数の超音波を長時間にわたり組織にあてていると起こるものです)や、完全な除去にいたらず汗腺の一部が残ってしまいトラブルになったというケースもあるようです。確かに超音波治療法の利点は大きいのですが、美容外科などの広告を全面的にうのみにするのではなく、リスクや不明な点については十分に説明を求める姿勢も大切です。
また、インターネットのサイトなどで、「脱毛効果がある」というような表現を目にすることがありますが、確かに脱毛効果が見られますが個人差もあって完全に毛がなくなるわけではありません。何より手術本来の目的が多汗症治療・汗腺除去にありますからこうした副次的な効果は考えない方が良いでしょう。